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2013年6月25日火曜日

6月9日に各地で行動「核兵器をなくそう全国いっせい青年行動デー」


6月9日に各地で行動
核兵器をなくそう全国いっせい青年行動デー


 6月9日、リングリングゼロ実行委員会が全国の青年に呼びかけた「核兵器をなくそう全国いっせい青年行動行動デー」に、各地で様々な行動がとりくまれました。ここでは福岡、山梨、東京の経験を紹介します。
 他にも愛知では平和行進通し行進者のマラヤ・ファブロスさんを囲んでの青年交流会がとりくまれています。また、四国の青年たちが自分たちのとりくみを交流する企画が原水爆禁止四国大会にあわせてとりくまれました。さらに高知では6月12日、被爆者訪問にとりくんでいます。


◆福岡/初参加者と一緒に駅前で署名とカンパを集めた




 福岡では八幡駅前で宣伝が小雨の中でおこなわれ、40分で18筆の署名と1000円のカンパが寄せられました。
 マイクを握り、「『署名に意味あるの?』と思っている皆さん、この署名は核兵器を減らす実際の力になってきたんです」「原発と核兵器は元をたどれば同じ核。危険な核はいらないの声を一緒にあげましょう」と呼びかけると、ベビーカーを押す若い夫婦や高校生たちが署名に応じました。

 演説を聞いていた青年は「原則とか呼びかけでは、ダメで条約や法律をつくってなくすことが必要なんですね。がんばってほしいと思いました」と話し、署名しました。

 当日は、3月10日におこなわれたさよなら原発集会に飛び入り参加した青年も宣伝に参加し、「原発も核兵器もいらないですよねと話すとそうだと応じてもらえて嬉しかった。世界大会にも参加してみたい」と感想を話してくれました。

 また、同じく宣伝デビューを果たした専門学生は、「私は長崎出身で、この問題で何かできたらなと思っていた。署名を5枚は集められると思います」と署名用紙を持ち帰ってくれました。また、整骨院勤務している参加者は職場に署名用紙を置いてくれました。

 宣伝を企画した民青同盟福岡県委員会の宮崎雄士県委員長に行動するときに意識していることをたずねたところ、「署名をしてくれた人に“カンパを呼びかけること”と、“署名用紙を預かってもらうこと”を大事にしています」という返事が返ってきました。また今後は、「19日にも宣伝をすることを決めて、世界大会パンフで学習をしていく予定です」と話していました。


◆山梨/「ウソ・ホント」クイズで核兵器について考えた



 甲府駅前で一時間ほど、原水協のチラシを配りながらシールアンケートをおこない、11人と対話(社会人4、中~大学生7)になりました。

対話では、次のような「ウソ・ホント」形式のシール投票で核兵器について考えあいました。

【クイズ】
(1)世界にある核兵器は全部で11万3000発である 
(2)核兵器をなくすことについて、国連加盟国の9割が賛成している 
(3)「いかなる状況下でも核兵器は二度と使われるべきではない」という国際的な声明に、日本は賛同しなかった

【結果】
(1)ウソ…7  ホント…4
(2)ウソ…4  ホント…7
(3)ウソ…6  ホント…5


 対話した青年からは、「核兵器はヤバい。使っちゃったら終わりでしょ」、「核兵器をなくすことに賛成している国はそんなに多いんですね。知らなかった」、「核兵器はもっとたくさんあると思っていた」「被爆国なのになんで日本は賛同しないの?」などの声が寄せられました。




◆東京/「核兵器なくしたい?なくすべき?」とシールで対話



 6月9日午後12時から1時間、渋谷ハチ公前でハンドマイクや横幕、ポケットティッシュも使いながら16人で宣伝をおこないました。

 「核兵器はなくしたいけど、なくせない」と話す19歳男性に、「なくすためにはどうしたらいいと思いますか?」と問いかけると、「核兵器を持っていることのメリットよりもデメリットが大きくなればいいのでは」と話しました。

 また、「はだしのゲンも読んだし、核兵器はなくしたい」「様々な利益の関係や抑止力のことを考えると、なくすことはできないのでは?」と語る26歳男性に対して、世界では廃絶の流れが広がっていることをつたえて、核兵器禁止条約を求める署名の協力を依頼したところ、男性は「分かりました」とサインに応じました。

 今回の宣伝行動では40人から署名が集まりました。参加者からは「核兵器廃絶を実現するプロセスを一緒に考えあう中で、署名のことを伝えることでサインしてくれて嬉しかった」「また宣伝したい」と感想が寄せられました



2013年4月24日水曜日

【RLZからのよびかけ】6月9日の「核兵器をなくそう全国いっせい青年行動デー



核兵器全面禁止に向けて、世論と運動を広げよう

――69日「核兵器なくそう全国いっせい青年行動デー」を成功させよう!





「核兵器はなぜなくすべきか」「どうやったらなくせるのか」――あなたはどう思いますか?
核兵器で奪われた命を悼み、被爆者が味わってきた苦しみに思いをはせる時、私たちは核兵器を廃絶し惨劇を繰り返させてはいけないという思いを強くします。ではどうやって核兵器のない平和な世界を実現するのか、そのカギは世界規模で大きな世論をつくり、核兵器の製造、保有、使用等を全面的に禁止する国際条約をつくることにあります。
いま、140を超える世界の国々をはじめ、国際機関や自治体、草の根で活動する世界中の反核平和運動が核兵器禁止条約の交渉開始を求め、行動しています。日本では、250万人余りの人々が、交渉開始を求める「核兵器全面禁止のアピール」に賛同し署名しています。一連の国際的な合意や決議に背き核実験を強行した北朝鮮に対しても、反核平和の世論と運動を大きくしていくことが重要です。

日本の政治家の中には、「北朝鮮の脅威にはアメリカの核の傘に頼るしかない」「核兵器をつくれると示すためにも原発はなくすべきではない」「日本の安全のために自衛隊が海外で武力を使うことが必要」と言って、青年の反核平和の願いを踏みにじり、歴史を逆流させるような言動もあります。しかし本来、被爆国である日本がやるべきことは、核兵器廃絶のために世界の先頭に立ち、平和なアジアと世界をつくることです。私たちは「なぜ核兵器をなくすべきなのか」「どうやったら核兵器をなくせるのか」「自分たちに何ができるのか」「どうやってまわりの青年によびかけていくのか」など、青年の関心や疑問にこたえながら、核兵器廃絶の世論と運動を広げ、被爆国日本の役割を果たすように日本政府に迫っていきます。

今後、4月のNPT再検討会議第2回準備委員会、5月から始まる国民平和大行進、8月の原水爆禁止世界大会、秋の国連総会など節目となるとりくみが目白押しです。11つのとりくみにむけて、被爆体験を聞く会や記録活動、原爆パネル展、署名集めなどをおこない、核兵器全面禁止に向けて世論と運動を広げましょう。

私たちは、6月9日を「核兵器をなくそう全国いっせい青年行動デー」として、全国の青年が何かしらの行動にこの日にとりくむことを呼びかけます。それぞれのやり方で行動する計画やとりくんだ経験をお知らせください。

2013228
Ring!Link!Zero実行委員会