2013年4月24日水曜日

【報告】Ring!Link!Zero 2013in静岡――ビキニで出発!NYに持って行くもの



Ring!Link!Zero 2013in静岡
――ビキニで出発!NYに持って行くもの







2月28日夜、核兵器をなくそう青年交流集会Ring!Link!Zero 2013in静岡「ビキニで出発!NYに持って行くもの」(Ring!Link!Zero実行委員会主催、日本原水協後援)が開かれ、青年90人が参加しました。

2015年にニューヨークで開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議に向け、青年が行動する出発点にしようと企画されたものです。

海外代表のジョゼフ・ガーソンさん(アメリカフレンズ奉仕委員会)が2015年のNPTに向けた講演を行い、「長崎への原爆投下以降も米国は戦争や危機の時に核兵器を使うと脅したり、実際に使う瀬戸際まできたこともあります。また、尖閣諸島をめぐる最悪の結果として、核兵器が使用される危険性があることも考えておかなければなりません」と話し、核兵器廃絶が緊急の課題であると指摘。

また、青年に対しての期待も語りました。
「みなさんがすべきことは、被爆者から広島、長崎のことを学ぶこと、日本の歴史について学ぶことです。日本が戦争で何をしたのかについても知らなければ、みんな耳を傾けてくれないと思います。そして、若い人たちで学習会を開き、一緒にご飯を食べ、おしゃべりをして活動を広げてほしいと思います。米国の青年たちに今日の様子を見せ、日本の若者が次回NPTに向けて準備を始めていると伝えます。2010年のNPTでは、日本から700万筆もの署名を持ってたくさんの代表団が来ると聞いたので、米国の私たちもそれに匹敵する力で応えなければと、一生懸命準備しました。ぜひ、次のNPT会議にも大勢で来てください」

その後の班に分かれてのワークショップでは、核兵器廃絶について「どう青年らしく、楽しい企画にするか」考えました。署名について議論した班では、「無視される」、「上手く説明できない」、「署名してくれるとうれしい」など悩みや意見が出され、それに対して、「うまく説明できるように学習すれば自信がつく」、「無視されても、核兵器廃絶に向けて動いている人がいることはアピールできる」と、工夫や意義を交流しました。

集会の最後に実行委委員会から、「核兵器をなくそう全国いっせい青年行動デー」として6月9日に何かしらの行動にとりくむが呼びかけられました。

参加者からは「みんなと悩みが一緒で、解決策も探れたので励まされた」、「地元で何ができるか仲間と話し合ってみたい」と感想が寄せられました。

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